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金利を知りたい!

金利を知りたい!<

金利とは?

金利とは、お金を貸し借りする際の値段の総称です。

金利のイメージ

金利のイメージ(2年・10万円・0.1%の定期預金(利回り0.1%)の場合)

(2年・10万円・0.1%の定期預金(利回り0.1%)の場合)

Point1

「利率」とは、一定期間ごとに支払われる金利を率(%)で表わしたものである。(例:年1%、日歩0.001%)

Point2

「利回り」とは、お金を貸し借りする際の投資元本に対する収益の割合(トータルリターン)を率(%)で表わしたものである。

Point3

金融や投資では、「金利」を「利率」「利回り」という意味で使うことが多くある。また、単に「利率」「利回り」と言った場合、「年利」「年利回り」を指すことが多い。

豆知識

利子、利息、利率、年利は全て金利

利率、年利:金利を率(%)で表したもの。

利子、利息:金利を金額(円)で表わしたもの。
支払うのが利子、受け取るのが利息。

景気に深く関わる2つの金利

短期金利

期間が1年未満の金融資産の金利

代表例は政策金利。中央銀行が金融政策(*)によって市場金利を誘導する目標となる基準金利であり、中央銀行が一般の銀行にお金を貸す時に受け取る金利で、短期金利の基準。
*金融政策とは、利上げ、利下げ、量的緩和など、中央銀行が、政策金利を変更して、市中に流通する通貨量を調整することである。

政策金利のイメージ

長期金利

期間が1年以上の金融資産の金利

代表例1は10年国債利回り。一般投資家が国に10年間お金を貸す時に受け取る金利であり、期間約10年の市中金利の基準。

代表例2は10年社債利回り。一般投資家が企業に10年間お金を貸す時に受け取る金利。10年国債利回りに企業ごとの上乗せ金利(社債スプレッド*)を追加した金利である。
一般的には、同じ年限なら、社債利回りは国債利回りより高く、信用力が低い企業の社債利回りは信用力が高い企業の社債利回りより高い。
*社債スプレッドは「債券を知りたい!」を参照。

景気の四季と金利の動き方

景気には四季があり、金利の動きは季節ごとに特徴があります。

景気循環(利上げ⇒減速⇒利下げ⇒回復)のイメージ

景気循環(利上げ⇒減速⇒利下げ⇒回復)のイメージ

注)長期金利は 「10年国債利回り」、短期金利は 「政策金利」とする。

景気循環と金利の動き

景気循環と金利の動き

Point1

景気には四季があり、春(回復)、夏(過熱)、秋(減速)、冬(後退)を繰り返す。

Point2

短期金利は、中央銀行が、景気が底を打ったか、または、天井をつけたか等の景気状況を見定めてから、金融政策によって段階的に動かす。夏に上がり(利上げ)、冬に下がる(利下げ)。

Point3

長期金利は、景気の変化に連動して動く。資金需要が高まる春に上がり始め、資金需要が減退する秋に下がり始める。

Point4

短期金利と長期金利は動く季節が違うので、長短金利差(*)が変化する。夏と秋に縮小し、冬と春に拡大する。
*長期金利-短期金利

Point5

夏の終わりに、長短金利差がプラスからマイナスに逆転する。長短金利差がマイナスになったら景気減速が近いという合図である。

景気と金利の関係
(金利を見れば景気が分かる)

米国金利から米国景気を知ることができます。
また、米国を起点とすることで、世界景気の流れを知ることができます。

米国景気と世界景気のズレのイメージ

米国景気と世界景気のズレのイメージ

Point1

世界には米国のような消費国(輸入国)と、日本やドイツのような輸出国がある。消費国の景気が良くなり輸入が増えると、輸出国の景気が潤ってくるという流れから、各国の景気動向には時間のズレが生じる。

Point2

どの国にも景気には四季があるが、まずは、景気の発信源として米国の景気を判断した上で、米国との関係から他国の景気を考えると、世界景気が見えてくる。

米国景気の移り変わり

米国景気の移り変わり

Point1

米国の春(景気回復期)は、株価は上昇し、長期金利も上昇し始める。米国の消費拡大に伴い、新興国景気も回復の兆しが見えてくる。

Point2

米国の夏(景気過熱期)は、利上げが始まる。短期金利は上昇し、長短金利差は縮小に向かう。特に、長短金利差がマイナスになり始めたら、景気減速の気配である。株価の伸びが鈍り始める。

Point3

米国の秋(景気減速期)は、株価が下がり始め、長期金利が低下する。米国の消費は縮小し、新興国景気が打撃を受ける。

Point4

米国の冬(景気後退期)は、利下げが始まる。短期金利は低下し、長短金利差は拡大する。株価が底打ちし、徐々に景気回復に向かう。